ブレイキングダウン6では、全32試合の対戦カードが組まれました。
どれも全て熱い戦いでしたが、中でも注目したいのが第22試合。
瓜田純士さんと対戦した梵頭さんの試合ですね!
梵頭さんといえば、オーディションで発せられた独特なイントネーション「負けちゃってよ」が印象に残った方も多いはず。
本戦でも痛みを感じてないかのようなノーガードっぷりが最高に見応えのある1試合でした!
この記事では梵頭さんのブレイキングダウン6の対戦結果、生い立ち等についてまとめていきます!
ぼんずのプロフィール
本名 | 木下勇喜(Facebookより) |
生年月日 | 1985年9月6日生まれ(2022年11月時点では37歳) |
出身地 | 岐阜県岐阜市 |
身長 | 176センチ |
体重 | 82.3キロ(ブレイキングダウン6試合直前の体重) |
格闘技歴 | なし |
ラッパー歴 | 15年 |
逮捕歴 | 10回 |
吸ってるタバコの銘柄 | アメリカンスピリット |
ぼんずさんは現役のラッパーです。21歳にHIPHOPと出会い、22歳でラップを始めました。
出身地は岐阜県。ずっと岐阜で活動しており、2009年には岐阜で勢いのあるラッパーを集め、「HIKIGANE SOUND(ヒキガネサウンド)」を結成しました。
ぼんずさんを含め「HIKIGNE SOUND」のメンバーは現在9名いるようです!
「HIKIGNE SOUND」の公式サイトになります。
ぼんずさんはずっと住んでいる岐阜のために何か貢献がしたいという気持ちが強く、イベントの継続・ラップを通じて岐阜に人を呼べたらいいなという思いを持って活動しているようです。
また、若い世代が岐阜で音楽を出来る環境が根付くといいなという思いもあるみたいですね!
ぼんずさんは過去にやんちゃだった時期があり、路上等で喧嘩はしていたようですが、格闘技の経験はありません。
そんなぼんずさんですが、本戦ではどれほどの実力を発揮したのでしょうか?
オーディションのパフォーマンスも含め、本戦の結果を見ていきましょう!
瓜田純士とブレイキングダウン6の対戦結果は?
そもそも梵頭さんはなぜバン仲村さんと試合する予定だったはずの瓜田純士さんと試合をすることになったのでしょうか?
梵頭さんが登場したブレイキングダウン6 Vol5のオーディション動画を見ていきましょう。
(ぼんずさんが自己紹介するところから再生されます)
殺すとか攫うとか言って攫ってもいねぇし殺してもいない人たちばっかなんで
普段ラップばっかしてるんですけど、喧嘩もできるんで喧嘩しに来ました
ブレイキングダウン6への出場動機をこう話した梵頭さん。
ぼんずさんのこの言葉に、珍しく瓜田純士さんが噛みつきます。
瓜田純士さんの癇に障る何かがあったのでしょう。
2人の口喧嘩はエスカレートしていきました。
引用:https://youtu.be/i__Zf8jdNH8
そして、この口喧嘩の中であの名言「負けちゃってよ」が生み出されます!
ちなみに、この負けちゃってよのイントネーションは岐阜の方言っぽいですね。
※同じく岐阜出身の飯田将成さんも同じイントネーションで「負けちゃって」と発言していました。
引用:https://youtu.be/i__Zf8jdNH8
何調子こいてんだよ
梵頭さんを殴りかかりにいきそうになった瓜田純士さん。
周りが仲裁に入り、流血沙汰にはなりませんでしたが結構バチバチな雰囲気の中で2人の試合は決まりました。
梵頭さんを見たときの印象ですが・・・いやもう、雰囲気でヤバい人来たなと思いましたね。
目の光が突然消える瞬間があったり、喋り方の落ち着き具合が逆に恐ろしかったです。
気になる梵頭さんと瓜田純士さんの試合ですが、結果はどうなったのでしょうか?
瓜田純士VS梵頭!対戦結果は?
第22試合 瓜田純士VS梵頭
結果 延長の末、5対0で負け
最初の1分で梵頭さんは瓜田純士さんから強烈な右フックをもらいますが、ガードをすることなく、さらに、来いよ!と挑発する姿がカッコ良かったですよね!
見ている人たちからも大きな歓声があがります。1番盛り上がっていたのではないでしょうか?
ドロー2、梵頭さん2、瓜田純士さん1、という判定が下り、最初の判定では梵頭さんが有利だったのですが、さらに延長30秒で判定結果は5対0。
瓜田純士さんの逆転勝利となりました。
試合終了後のインタビューで、会場を沸かせた顔面パンチについて梵頭さんはこう話しています。
「痛くなかったから、来いよと思って。(パンチ)2発もらっても痛くなかった」
前蹴りは効いたようでしたが、パンチに関しては本当に痛みを感じていなかったようです。
また、格闘技については
「どんなオファーがあっても多分次からは僕格闘技やらないんで」
ダサい負け方をしてしまったのは悔しいが格闘技はやりきった。
ラップが本業なので、ラップの仕事のほうに繋がればいい。と梵頭さんは話しており、今回ブレイキングダウンに出場した目的は本業であるラップが1つの要因のようでした。
オーディションでバチバチだった梵頭さんと瓜田純士さんでしたが、梵頭さんは試合終了後にこのようなツイートを投稿していました。
本当に礼儀正しい方で好感が持てますよね。
オーディションの時と試合後の印象が1番変わった方だと思います。
間違いなく面白く、盛り上がったお二人の試合でしたが、大会の中で最もいい試合を作り上げた2選手に与えられるFight of The Night賞をお二人が受賞しました!
文句なしの受賞だったと思います!
そして梵頭さんに付いてるスポンサーの量が多すぎますね!
梵頭の逮捕歴は10回!なぜそんなに逮捕された?
Fight of The Night賞も受賞し、ブレイキングダウン6で知名度も上がった梵頭さんですが、過去には10回も逮捕されています。
普通に生活していたら10回も逮捕されることはなかなかないと思いますが、梵頭さんは過去にいったい何があったのでしょうか?
10回と聞くと会津伝説もちょうど10回ほどと話がありましたね!
このことについては梵頭さんをインタビューしている動画がよくまとめられています。
50分弱の長い動画になっていますので、動画の要点をまとめて箇条書きにしてみました!
・当時高校生の母親(19歳)とヤクザの父親(23歳)の間に梵頭さんが生まれる。
・梵頭さんが5歳の時に父親が殺人罪で服役。
※父親が全国指名手配になるような殺人を起こした。
梵頭さんも父親本人から直接聞いたわけではないが周りからの話を聞く限りだと、父親が年子の兄弟と一緒に2人でお金をもらって、依頼された人を殺したのではないかと梵頭さんは推測している
・小学生の頃にいじめにあい、転校する。
※いじめられた原因については父親のこともあったが、自身が当時目立ちたがり屋で嫌われる性格でもあったと言っていました。
この転校を機に、母親の姓を語ることになったと仰っているので、木下は母親の姓ということになります。
・転校をきっかけに不良の道へ。中学生の頃に少年院に入る。
・少年院を出所後16、17歳で暴走族に加入する。
・18歳の頃、父親と初対面するが父親と呼べないので「おい」と言ったら「誰に口きいてんだ!」と、取りまきにボコボコにされる
このことで梵頭さんは特にヤクザのことを嫌いになったそうです。
・傷害罪で少年院に行く。
・少年院を出所後、先輩から代をもらい、正式に2代目として暴走族になるが、法律が変わり19歳で暴走族を脱退する。
・脱退した後は真面目に仕事を始める。足場屋で働いていたが19歳で独立。
会社を興し、自らが足場屋の社長となる。
・同じく19歳の頃に車で人を轢く。
※好奇心でもめ事をしている現場を見に行き、抗争に巻き込まれた。
仲間と勘違いされ、梵頭さん自身の車をボコボコにされる。
危害を加えられたため、腹が立ち人を轢いた。
2週間くらい逃げた末に捕まり、そのあとは鑑別所へ(当初は殺人未遂罪だったが、梵頭さんも危害を加えられていたため傷害罪になった)
・鑑別所を出てきたあとは再度足場屋で親方として働く。
・21歳にHIPHOPと出会い、ここでマリファナ(大麻)を知りマリファナを吸い始める。
・22歳でラップを始める。
※20代は2年おきに逮捕されていたそうで、すべて大麻の関係で捕まっていたようです。
主な逮捕の原因は以下の通りです。
家で大麻を育てていたことが密告される。家宅捜索が入り、捕まる。
この流れの繰り返し。大麻の売人もしていたそうです。
過去2回懲役にも行き、無期懲役の人や、有名な事件を起こした方とも相部屋になったこともあったそうです。この経験を経て、梵頭さんは人としての価値観が変わったと仰っていました。
・出所してから真剣に音楽を始める。
※梵頭さんは31歳の出所が最後のようで、それ以降は逮捕されていません。
少年の頃から逮捕された回数をカウントすると梵頭さんは総計10回逮捕されたそうです。
大麻が合法になればいい、吸いたいと動画の中では仰っていましたが、今は音楽でやりたいこともあり、音楽に支えられながら現在は真面目に生活しています。
梵頭の父親は誰なのか?
梵頭さんの父親は一体誰なのでしょうか?
全国指名手配されるような事件を起こしているので、間違いなくニュース等で報道されているとは思うのですが、誰かまでは特定することができませんでした。
梵頭さんの父親は梵頭さんが5歳の頃に服役しているので、1990年代の事件でしょうか?
梵頭さんが名乗っている木下という名字は母親の名字なので、報道されている梵頭さんの父親の名字はまた別の名字でしょう。
ヤクザの組も不明なので特定は厳しそうですね。
まとめ
・1985年9月6日生まれの37歳(2022年11月時点)
・176センチ86キロ
・岐阜県岐阜市出身
・逮捕歴は10回。10回のうちほとんどが大麻所持、売りさばいていたことで逮捕されている
・ラップ歴は15年。HIKIGANE SOUNDを結成し、岐阜を中心に活動している
・格闘技の経験は無し
・どんなオファーが来ても格闘技はもうやりたくない
いかがでしたか?
梵頭さんはとんでもなく怖い人なのかと思っていましたが、実は礼儀正しく謙虚な方だという事が分かりました。
たいへん面白い試合だったので、また格闘技で戦っている姿を見てみたいと思いましたが、梵頭さんに格闘技で戦うという意思はないようです。
ただ、本業であるラッパーとしての口喧嘩はこれからも続いていきますので、ラッパーとしての梵頭さんをこれからも応援していきましょう!